Case 症例紹介
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過蓋咬合に対しバイオブロックを併用した症例
2018/07/24
治療前 Before
![過蓋咬合に対しバイオブロックを併用した症例](/guide/_data/contribute/images/1_1_5.jpg)
初診時。正面から見ると下の前歯が完全に見えません。
![初診時。正面から見ると下の前歯が完全に見えません。](/guide/_data/contribute/images/1_1_5.jpg)
![右下に埋まっている永久歯3本がとても窮屈。](/guide/_data/contribute/images/1_1_6.jpg)
![治療直前。左上の歯が外側からはえる。右下の前歯が1本分はえる隙間なし。](/guide/_data/contribute/images/1_1_7.jpg)
![診査表。口呼吸の兆候と、いびきなどの睡眠の問題あり。](/guide/_data/contribute/images/1_1_8.jpg)
治療中 During treatment
![過蓋咬合に対しバイオブロックを併用した症例](/guide/_data/contribute/images/1_1_9.jpg)
マウスピースを1年使用したが、咬み合わせは深いまま。
![マウスピースを1年使用したが、咬み合わせは深いまま。](/guide/_data/contribute/images/1_1_9.jpg)
![バイオブロックを5か月程使用。](/guide/_data/contribute/images/1_1_10.jpg)
![呼吸のトレーニング中。正面から下の前歯が見えるようになってきた。](/guide/_data/contribute/images/1_1_11.jpg)
![舌のトレーニングに移りました。](/guide/_data/contribute/images/1_1_12.jpg)
治療後After
![過蓋咬合に対しバイオブロックを併用した症例](/guide/_data/contribute/images/1_1_13.jpg)
治療後の写真。まだ犬歯など、はえきっていないので、定期健診で経過をみていく。
![治療後の写真。まだ犬歯など、はえきっていないので、定期健診で経過をみていく。](/guide/_data/contribute/images/1_1_13.jpg)
![治療後の写真。上あごが、最初に比べると、かなり大きく育っています。](/guide/_data/contribute/images/1_1_14.jpg)
![治療後の写真。全く隙間のなかった右下にしっかりと歯が並びました。](/guide/_data/contribute/images/1_1_49.jpg)
症例概要
年齢 | 8歳3か月 | 性別 | 女性 |
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主訴/ニーズ | 左上の前歯が上の方からはえてきた | ||
治療回数 | 42回 | 治療期間 | 4年 |
治療内容 | プレオルソ®+あいうべ体操 その後バイオブロックステージ1を併用したこども予防矯正システムに変更。 プレオルソソフトType1 → プレオルソハードType1 → K1M → K1M+バイオブロックステージ1 → K2M → T2M → P3 |
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治療のリスク | 協力が得られない場合、改善が期待できないこと。 バイオブロックステージ1での過度の拡大によるかみ合わせの異常。 治療後に再度、口呼吸などの習癖が出現することによる後戻りの可能性。 |
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想定される 副作用 |
マウスピースが擦れることによる歯茎の痛み 顎の周りの筋肉の痛み | ||
費用 | ¥400,000 + ¥5,000 × トレーニングの回数 |
医院からのコメント
どうしたら歯並びが良くなるのかについて、お子様が理解していることが大切である。何が大切なのか伝わっていないと、ただ時間だけが漫然と経過してしまう。
今回のケースは、プレオルソ®の時にはトレーニングの重要性が上手く伝えられていなかったため、変化がなかなか起きなかった。
また、バイオブロックを使用して上あごを拡大したことで、舌を天井にくっつけやすくなり、その後のトレーニングがより一層効果的になった。
途中からこども予防矯正システムに変更したこともあり、治療期間は長くなってしまった。現在の方法であれば2年程度で同様の結果を得ることができるであろう。
治療期間の間に、顔つきも変化し、あごの下のたるみもなくなった。
吹奏楽をやっているため、口呼吸に戻らないか心配であるが、今後も定期健診の際に変化がないか確認する。